路上日記 SEASON IV

KAWASAKI NINJA1000とE250 STATION WAGONで過ごす週末をおやじが綴る日記です。 過ぎ去って行く季節に打ち寄せる月日に、そして愛すべき戦士と僧侶と画家たちにこの物語を捧げます。

カテゴリ:餃子・点心

少しの挽肉と野菜があれば餃子は作れる。今日は挽肉と玉葱、椎茸のみで餃子を作ってみた。一人暮らしなので一度には食べられない。一回は揚げ餃子、もう一回は水餃子として食べた。中華料理って合理的で経済的だと思う。こう言うものを食べているのに、なぜ大陸の人達はあん ...

久々に代々木の「曽さんの店」で、台湾ラーメンと半餃子を食べた。いつの間にか餃子の百名店の一つになっていたんだね。台湾ラーメンが出て来た時に、あれって思った。辛味の醤と辣油が載っていない。以前はこんな感じだ。万人受けするようにレシピを変えたのか、僕が一番客 ...

かつてはビール飲み人形だった僕は、餃子の皮は薄ければ薄い程程良いと思っていた。皮の薄い餃子はビールに合う。”おかず”として食べる時にも、皮が薄い方が白飯との相性が良い。だから自分で餃子を作る時にも薄い皮を使っていた。大陸では皮の厚い餃子が好まれ、日本で食 ...

餃子は基本的に教本通りに作るのだけれど、雲呑は自己流だ。教本通りに作ることが出来ないのではなく、わざと違う作り方をしている。具は限りなくシンプルにするのは教本通りだが、とにかく一枚に包む具の量は少なくする。具を包む時に皮を三角形に折って、次に三角形の両端 ...

午前中、代官山で野暮用があった。懐かしい店を思い出したので、旧山手通りを下り鎗ケ崎交差点から駒沢通りに入る。新道坂(本当は新新道坂だが、面倒くさいので僕は新道坂と呼ぶ。)を目黒川まで下る途中の左手に「宝来」はある。この店は元々恵比寿にあったのだけれど、198 ...

車で山手通りを北上する時に中野坂上の交差点を過ぎると、通りの両側には商業ビルや住宅用ビルが暫く続くが、東中野が近付くと商店や飲食店も目立ち始めて始める。でも山手通りが跨線橋で中央線と東中野駅を跨いでしまう為、跨線橋の下にある街の様子はまったく分からずに通 ...

正直に言えば”タンメンを巡る冒険”は、生理的に半分苦行となっている。自分が本当に好きなのは醤油ラーメンか、チャーシューメン、雲呑麺なのだと判っている。でも、前頭葉はベストのタンメンと出合うまで、タンメンを探求し続けろと身体に命令している。(笑)今日の昼は ...

午前中、西麻布・元麻布・南麻布・三田界隈を電チャリでポタリングした。古川橋辺りで昼時になったので、タンメンが美味いと有名な「大宝」に入店することにした。「大宝」のある南麻布について、少し余計な話を書く。子供が小さな頃、南麻布のアパートメントを一室購入した ...

電チャリで高田馬場に行くには幾つかの推奨ルートがあるが、僕にとって最も快適なのは山手通りを神田川まで北上して、その後は神田川沿いに進み小滝橋の交差点で早稲田通りに入るルートだ。ちょっと書きものをしていたので家を出たのが遅く、「一番飯店」に到着した時は午後1 ...

”タンメンを巡る冒険”を年初から始めたのは、単純に鶏ガラ出汁と野菜の旨味の組合せに目覚めてしまったからだ。醤油ラーメンや担々麺と異なり、僕にとってはほぼ未知の領域と言っていい。タンメンが美味しいと評価されている都内の店をリストアップ出来たのだけれど、タン ...

午前中に出社した後、電チャリで裏道を通りながら帰宅した。赤坂の路地裏に「珉珉」という中華料理店がある。昼時だったので入店した。少しややこしいことを言うと、この「珉珉」は創業1965年の老舗で、食べログの百名店にもランクインしているのだけれど、それは中華料理店 ...

関西出身の会社の同僚がめちゃうまいと言うし、学生生活を関西で送った息子も久々に食べたいというので、出張の帰りに蓬莱の豚まんを買って帰った。匂いが強いそうなのでチルド品を買って帰ろうと思ったが、初めから新幹線のコンコースの売店にはチルドの豚まんしか売ってい ...

一ツ木通りに面してカフェテリアのような小さな中華料理店がある。小籠包と書かれた小さな看板が掛けてある。何度か店の前を通ったのだが、今日初めて入ってみた。「阿拉上海人」という店だ。読みは上海語でアラサンヘイニンとなる。上海人は北京語ではシャンハイレンだが、 ...

歴史的な経緯で会社の同僚には関西出身者が多い。大阪で美味いものを食べたい時には、素直に意見を訊く。でも少し抵抗があるのが、豚まんだ。言いたいことは分かる。関西で”肉”と言ったら牛肉だから、豚肉を使った饅頭は肉まんではなく、豚まんなんだろう。花と言ったら桜 ...

四谷の「れば屋」で飲み始める前に、仕上げの食事は近所の「徒歩徒歩亭」のお粥にしようねと連れの二人の同意を得ていた。先月、荒木町で飲んだ後に「徒歩徒歩亭」に行ったら、もうお粥が売り切れで代わりに中華そばを食べた。今度こそはお粥を食べようと思っていた。とても ...

出張中、家族にズワイガニの写真を送った。仕事の序でとは言え、自分ばかりずるいという話になり、うまいものを食べに連れて行けと言う。鰻屋?と聞いたら、中華がいいと言う。じゃあ、横浜の中華街に行くか、羽田から直接中華街に行くから、向こうで落ち合おうと言ったら、 ...

午後から宇都宮に出張に行った。帰りの新幹線に飛び乗る前に「みんみん 本店」に寄った。「とても空いているね。」と仕事仲間が言った。当たり前だよ、クリスマスイブに餃子屋に入るのは定番の行動ではない。 と言いながら、焼餃子、揚餃子、水餃子全部を試した。以前駅東口 ...

鹿沼の工業団地での商談を終えた後、宇都宮駅に戻った。もう夕方と言ってよい時間なのに日はまだまだ高い。そのまま新幹線に乗って東京に戻ってもよいのだが、せっかくだからと同僚と頷き合う。タクシーの運転手さんの勧めに従い、「みんみん本店」に向かった。同じ通りのす ...

熱狂のあとに憔悴があり、心酔のあとに幻滅がある。好奇心や渇望は人のエネルギーだが、満たされた後は逆に人は力を失う。とかメスシリンダーに水を注ぐ時、人は緊張と昂揚を覚えるが、メスシリンダーが満たされた途端に人は熱意と興味を失う。大上段に構えてみた。本当は餃 ...

若い頃はビールを幾らでも飲めた。最初のジョッキを片付けた後、すぐにトイレに行きたくなったら、体調の良い証拠だ。その後は飲んで出してを繰り返すドリンキング・マシンと化す。武勇談だが、ジョッキ15杯のビールを飲んだこともある。ミュンヘンのオクトーバーフェストで ...

東京の三大餃子店訪問の仕上げは、上野の「昇龍」だ。昨日は関西に出張だったが、早い時間に東京に戻れそうだったので、上野の「昇龍」に寄ることにした。同僚二人と一緒の新幹線の中 → 酒盛りの構図ではあるが、「昇龍」の餃子とビールを楽しみに新幹線の中では何も食べ ...

東京三大餃子店訪問三店目は、銀座一丁目 「天龍」。東京八重洲 「泰興楼」と同じ創業昭和24年の老舗だ。「泰興楼」の餃子も大きいが、「天龍」の餃子は更に大きい。人によっては”バナナ餃子”と呼ぶ人もいるらしい。「泰興楼」の餃子とどちらが美味いかと訊かれても甲乙つ ...

忙しくてブログの更新が遅れた。日中は仕事ばかりの日々で、プライベートでは何も特別なこともないので、記事を書くといってもついつい食べ物の話になってしまう。東京三大餃子の店の一つ、東京八重洲の「泰興楼」に行って来た。焼餃子蒸餃子サイズがとても大きく大味ではな ...

仕事の方は結構タフなのだが、おじさん達は仕事が終わってもまっすぐには帰りたがらない。だからと言って、ひとさまの噂話や悪口で飲む年齢はとっくに過ぎている。テーマが必要だ。餃子の四方山話は続いていて、いよいよ焦点は餃子はビールとともに食べた方がうまいのか、白 ...

さて餃子の話だ。餃子はパンやご飯や麺類のように主食なのか、それともおかずなのかという会話が時々ある。僕ら能天気なおじさん連中のたわいもない会話だ。「そりゃあれは主食でもおかずでもなく、ビールのつまみだろう。」と言うおやじも居れば、「あれはおかずだよ。学生 ...

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