路上日記 SEASON IV

KAWASAKI NINJA1000とE250 STATION WAGONで過ごす週末をおやじが綴る日記です。 過ぎ去って行く季節に打ち寄せる月日に、そして愛すべき戦士と僧侶と画家たちにこの物語を捧げます。

カテゴリ:SL

中野から市ヶ谷への移動途中に、紅葉山公園に立ち寄った。この公園は昭和44年(1969年)に東京開都100周年を記念して中野区により造られた。(奠都は1868年だったという記憶があるが、首都として機能を開始したのが翌年の1869年なのだろう。)紅葉がたくさん植えてあるので ...

エカテリンブルグの軍事博物館に立ち寄った。戦闘機や戦車もあったのだが、僕の興味を一番惹いたのは、輸送という”任務”を与えられた蒸気機関車だった。国により軌間(レールの幅)は異なり、それに合わせた機関車の設計が行われる。レールの幅が大きければ機関車の横幅も ...

ツーリング途中で立ち寄った清里駅の駅舎横に、C56が静態保存されている。隣の野辺山駅の駅前には1989年からC56 96が静態保存されているが、清里駅にC56 149が展示されたのは、ついこの間の2009年のことだ。皆で眺めている時、バイク仲間が「動かせるかな?」と訊いて来たの ...

信越本線は、かつては高崎と新潟を結ぶ主要幹線だったが、今は分断されてしまい”本線”という名前がふさわしいのか分からない。東海道本線や山陽本線も、新幹線の導入により長距離区間の運行はなくなっているが、本線のレールは物理的には繋がっており、その気になりさえす ...

「往路はO両目、進行方向窓側の席、復路はX両目、進行方向窓際の席ですね。」渋谷駅のみどりの窓口が空いている時を見計らって、上越本線のSL碓氷の指定席券を入手したのだけれど、カウンターの中からそんな大きな声で復唱しなくてもいいじゃないか。おじさんだって恥ずか ...

昨日の走行距離は453Km。計画通りにかくの如くしるしかくの如く行いたかったのだけれど、朝に小さな事故が起きて時間が押したこともあり、寸又峡方面は紅葉に向かう車で大渋滞だったので、予定を変更した。畑薙湖と寸又峡は諦めた。諦めたことで逆に時間に余裕が出来たので、 ...

SLが牽引する客車に乗る時は、やっぱり一番前の車両がいいのだけれど、往復乗車が出来る時には、復路は一番後ろの車両がいい。転轍時やカーブを曲がる度に、こんな姿が見られるからだ。変だろう。普通にSLファンとしてD51 498を撮影した写真を載せてみろよ。はい。  ...

5両編成の客車が待つ2番ホームにD51 498が後進して入って来た。連結が完了する。まもなく出発だ。高崎辺りは扇状地平野で、景色もそれなりに素晴らしいのだけれど、列車の心地良い揺れに気が付いたら眠ってしまっていた。渋川駅で目が覚めた。渋川を過ぎると扇状地平野も終わ ...

上越本線 もとえ上越線(信越線は本線と言うが上越線はなぜか本線と言わない。)の高崎駅 - 水上駅間 59.1Kmを走る”SLみなかみ号”に乗って来た。今年は関東近辺を走っている蒸気機関車に乗るぞと決めたので、結構短期間に大井川鐡道、秩父鉄道、真岡鐡道を走る蒸気機関車に ...

浅田次郎さんの「中原の虹」を読み終えて、「マンチュリアン・リポート」を読み始めた。とても面白くてどんどん読み進むのだが、途中で頁をめくる手が止った。アイアン・デュークという蒸気機関車が登場したからだ。1928年6月に張作霖は北京から奉天に撤退することを決意し、 ...

6月の日程表を眺めている。仕事の方は中国出張と北米出張が大きな行事として入っていて、その合間に国内出張が3回程ある。国内出張の方は期近になると更に日程表を埋めて行くだろう。出張先での会食は付き物だが、都内での会食の予定も既に4件ほど入っている。重要会議の予定 ...

ヒロは、長編第4作「きかんしゃトーマス 伝説の英雄」に登場する機関車だ。車体番号は51。モデルは日本の国鉄D51形蒸気機関車だから、D51 51ということになる。日本から機関車トーマスの舞台のソドーに一番最初に来た機関車だったが、故障してしまいずっと森の中で暮らしてい ...

秩父鉄道の蒸気機関車に乗車する場合は前売指定席券が準備されているが、真岡鐡道の蒸気機関車に乗車する場合には指定席券というシステムがない。クロスシートの窓側、進行方向に座りたければ、早めに下館駅に到着していなければならない。早めに着いてホームで待っていると ...

真岡鐡道に乗りに行った。蒸気機関車で下館 - 茂木間を往復した。ここのところの鉄ちゃん振りにかみさんも半ばあきれ気味ではあるが、気が済むまでやらせないと止まらないこともご存じだ。大井川鐡道同様に、真岡鐡道とも以前バイクで追いかけっこをしたことがある。 今回は ...

三峰口駅の車両公園の展示車両に別れを告げる。最後尾の客車まで行ってみた。 秩父のしだれ桜鉄橋荒川橋梁暫く荒川沿いを走る。寄居駅の手前で八高線と立体交差する。武川駅辺り。左の線路は秩父鉄道の貨物線だ。広瀬川原車両基地荒川の土手も春 ...

それでは紙芝居の始まり始まり。熊谷駅。C58はいきなり煙を吐きながら現れるのではなく、静かに電気機関車に引かれて来た。 でも準備はOK武川駅で停車寄居駅良い子の皆さんは窓からくびを出してはいけません。秩父駅この写真とても気に入っている。三峰口駅に着いた。 ...

C58の牽引する客車に乗って、秩父鉄道の熊谷駅 - 三峰口駅間を往復した。いきなり車窓からの風景を紙芝居風にただ並べても素敵なんだけれど、やっぱりボケとツッコミが欲しいところだ。 蒸気機関車に乗れるだけで幸せではあるが、片道2時間40分もあればちょっとした旅なので ...

今頃になって19日に乗車した秩父鉄道のC58の話を書いている。この一週間はとても忙しかった。本当は齢も齢なので、週末は土日のどちらかは家でのんびりしていたらいいのだが、事前に購入していた指定券をほかすのが嫌で出掛けた。 今日は仕事の整理を済ませた後、家でのんび ...

20日程前に”一ヶ月後の指定席”というタイトルでブログを書いた。列車の指定席を一ヵ月前から取るというのも尋常ではないが、昨日はもっと変わった体験をした。一ヶ月後の自由席券をわざわざみどりの窓口まで出向いて買ったのだ。5月11日の自由席券を手に入れた。正確に言う ...

大井川鐡道で蒸気機関車が走るのは、大井川本線の新金谷駅から千頭駅までの間だ。新金谷駅 - 代官町駅 - 日切駅 - 五和駅 - 神尾駅 - 福用駅 - 大和田駅 - 家山駅 - 抜里駅 - 川根温泉笹間渡駅 - 地名駅 - 塩郷駅 - 下泉駅 - 田野口駅 - 駿河徳山駅 - 青部駅 -崎平駅 - 千頭 ...

三年前に「大井川鐡道と走った」というタイトルで、大井川鐡道のC56蒸気機関車と追いかけっこをした記事をアップした。あの時は、金谷駅から終点の千頭駅まで、パパラッチ顔負けの勢いでC56を追いかけた。今回、機会が有って大井川鐡道で蒸気機関車に乗った。C56が牽引する客 ...

帰宅途中に渋谷駅のJRみどりの窓口に寄って、秩父鉄道 秩父本線のSL バレオエクスプレスの指定席券を買った。秩父鉄道は、太平洋セメント株式会社(秩父セメント、小野田セメント、日本セメントが合併して出来た。)や有恒鉱業 を大株主に持つ鉄道会社で、JRではないのだがJR ...

C形蒸気機関車の系譜を語る前に、D形蒸気機関車の時に纏めたように、呼称方式を整理して置きたい。以下が代表的な6輪(3軸)蒸気機関車の呼び方だ。先輪なし、動輪3軸、従輪なし 日本国鉄式 : Cホワイト式 : 0-6-0アメリカ式 : シックスホイールカップルド(Six wheel coupled ...

日曜日は飲み過ぎた。ツーリング倶楽部の忘年会は普段飲まない仲間と飲むのでついつい度が過ぎる。今朝は起きるのが本当に辛かった。そんなわけで仕事を済ませた後、さっさと家に帰って来た。さて、蒸気機関車の話の続きだ。実はD形蒸気機関車のことを書いている時はどきどき ...

天気が良いのだけれど、バイクにも乗らずに家に居る。日中の忙しさは相変わらずだが、季節がら夜のお約束も多い。年末年始の休みまであと少しなのだが、少しバテ気味だ。後20日余り乗り切れるだろうか。来週はアメリカ出張が待っていて、出発前も慌ただしいだろうな。人と一 ...

● ● ● ●● ● ● ● ● ●● ● ● ● ●何のことだか分かる?列だけなら分かる人はおらず、おじさんの独りよがりで終わるけれど、三列並べれば分かる人には分かる。ヒントは、ホワイト式では一番上が2-6-0、中段が4-6-2、三番目が2-6-2だ。えっ、かえって分 ...

僕は断じて”鉄っちゃん”ではない。初めて親の手を煩わさずに旅に出たのは小学校6年生の時だった。同級生と二人で京都の梅小路機関区に蒸気機関車を見に行った時だ。蒸気機関車を見学に行くのに、なぜか新幹線に乗った。まあ、子供の頃から移動は好きだったし、乗り物も好き ...

昨日の走行は550Km。今日は朝から忙しいので、ツーリング全体の話は帰宅してから書くとして、今朝は大井川鐡道の蒸気機関車と遊んだ話だけ書きます。C56。C57が”貴婦人”と呼ばれたのに対して、C56は小振りな構造から”ポニー”と呼ばれた。それでも真横を走って行くと凄い ...

先週、久し振りに中国の工場のライン見学をした。色々なところで”見える化”が行われていて、どんどんいい工場になっている。さすが大兄。ところで、1Fの機械加工工場に行ったら、ミニチュア蒸気機関車が出来上がっていた。いいえ、この工場はミニチュア蒸気機関車を作るた ...

昨日は夕方から、ツーリング倶楽部のオフ会だったから、昼間は大人しく家に居ようと思ったのだけれど、やっぱり、でも、ちょっと走って来ようと、朝早くからFZ1で出掛けた。走行距離は320Km。常磐自動車道を谷和原ICで下りて、坂東、下妻、下館、真岡、茂木と走り、茂木から ...

東北自動車道を一気に北に向かい、塩原から西会津に抜けた。一日目のお目当ては、SLばんえつ号。野沢駅で12:18分につかまえないと、乗り遅れる。このため、待ち合わせは蓮田SA 6:00。遅刻した人は置いていかれる。蒸気機関車 ばんえつ号は、「貴婦人」と呼ばれたC57の180号 ...

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