路上日記 SEASON IV

ジムニーシエラで、白州の山荘と真鶴の部屋を行き来する隠退おやじが綴る日記です。 過ぎ去って行く季節に打ち寄せる月日に、そして愛すべき戦士と僧侶と画家たちにこの物語を捧げます。

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年が明けてから日本では惨事に見舞われている。これと関係あるのかないのか、能天気な釣師にも不良が続いている。真鶴の回りの海は穏やかで釣り日和が続いているのだが、とにかく釣れない。良型のカサゴの姿は一切見れない。粘っても釣れるのは15cm程のちびカサゴばかりだ。 ...

そろそろ次の事なんて口にすると、生真面目な友人達がおうまた働く気になったのか等と訊き返して来るのだけれど、そう言う話ではなく魚釣りの話だ。昨年の11月末に見よう見真似でカサゴ釣りを始めた。ブラクリ仕掛けの理屈がよく分からないまま、真鶴半島の西側にある尻掛海 ...

母校の同窓会はとてもしっかりしていて、卒業してから40年以上経っているのに欠かさずに会報を送付してくれる。この結束感は都立高校の域を越えている気もする。最新の会報No. 72をパラパラめくる。余り真剣には読まない。ふと見ると館山寮の記事があった。館山寮は2019年の ...

ここのところ、渓流釣りをすっかり忘れ、海釣りに嵌っている。しょうもないのはどこに行ってもロックフィッシュ狙いだ。三浦半島も悪くはないと、城ヶ島、三崎港に続いて松輪江奈港、黒崎の鼻、油壷にも釣行する計画を立てている。目は房総半島にも向かっていて、富崎布良港 ...

午後から雨が降り出したが、天気予報では明日は晴れ、時々雨だ。予定通り明日は城ヶ島に根魚釣りに向かう。城ヶ島には何十回となく遊びに行ったが、釣りをしたことは一度もない。周到な準備が必要だ。ポイントの下調べは十分にした。根魚釣りのポイントはほぼ掌握出来た。好 ...

Google検索で”大門川”と入力すると、18程の河川が出て来る。北は山形県、南は愛媛県の河川だ。互いに離れた場所にある河川であれば取り違えることはないのだが、ややこしいことに長野県・山梨県には三本の大門川が流れている。一本は山梨県北杜市・長野県南佐久郡南牧村を ...

身体は一つしかないので、あれもこれもと一遍に色々な事はやれない。あっちに行ったり、こっちに戻って来たりしても、時間で区切って行くしかない。今年の渓流釣りシーズンが始まった時に、色々迷ったのだけれど、結論として山梨の峡北の河川と道志川に加えて、時々伊豆の河 ...

大袈裟なタイトルになってしまった。単なる魚釣りの話だ。昨年の晩秋あたりから根魚釣りに嵌り出した。狙っているのはカサゴだ。尻掛海岸でランカークラスのカサゴを偶々釣り上げてから、他の魚種に見向きもせずにカサゴ釣りに嵌っている。真鶴半島内の各磯場には出掛けて、 ...

真鶴・湯河原近辺で山女魚やアマゴ釣りが出来る川があるのか? 答えはYesだ。千歳川とその上流の藤木川で山女魚釣りが出来る。千歳川は神奈川県と静岡県の県境となっている川で、夏には鮎釣りをすることも出来る。上流の藤木川は湯河原町の温泉街を流れるきれいな川だ。漁協 ...

川釣りがしたい時には白州にある山荘を根城とする。海釣りをしたい時には真鶴の部屋を根城とする。一応そう言う整理で満足していたのだけれど、いざ渓流釣りが解禁されると目移りして、白州近くの釜無川水系への釣行だけでは満足出来そうになく、他の地域の渓流がとても気に ...

峡北の春は遅いので、シーズン初日は道志川に釣行しようと思う。渓流釣りの道具は白州の山荘に置いてあるので取りに行かねばならない。峡北漁協の年間遊漁券の購入は3月に入ってでも良いが、道志川の年間遊漁券は2月中に購入して置く必要がある。まあ、3月の渓流解禁までには ...

”中津川”という響きは耳にとても心地良いのだけれど、中津川と呼ばれる河川は全国に存在していて地域や水系を特定して貰わないと、相手がどこの中津川の話をしているのか分からない。中津川は全国に30近くある。この夏に四国ツーリングで仁淀川水系の中津川の渓谷の美しい ...

僕はこちらではまだまだよそ者、旅の人であるので、偉そうに釜無川のことを語る立場にはないのだけれど、釣り人としてこの水系でそこそこ遊ばせて貰ってもいるので、自分なりにこの川について感じていることを少し書いてみようと思う。釜無川の源流は、赤石山脈(南アルプス ...

白州に来ても、大人しく山荘に籠っている。こちらでも三密回避はお約束事であり、スーパーマーケットでも皆マスクをしている。夜が明けた。外出したくなってそわそわし出すが、やはりやめようと思う。午前中は山荘の回りを散歩するだけにした。近所のテントの住人は不在のよ ...

中央自動車道の須玉ICの辺りで幾つもの川が合流する。甲川(がぶとがわ)と西川が合流後すぐに須玉川に注ぎ、その須玉川は鳩川の流れを合わせた後、塩川と合流する。釣行時の風景も釣趣の大事な要素なので、僕は余り下流での渓流釣りは好きではないのだけれど、峡北の気温は ...

峡北の渓流釣り解禁日は3月1日だ。先シーズンは張り切って3月5日には塩川に竿を出した。 でも、釣れないどころかアタリもなかった。渓魚が幾ら冷水が好きだと言っても、水が冷た過ぎて活性が低いのだろう。須玉川でも竿を出したが、まったくアタリがなかった。ぼちぼち釣れ ...

釜無川自体は名前の通り淵の少ない川だ。シーズン初期には山女魚やあまごは瀬ではなく淵にいるので釜無川自体での釣果は期待出来ない。支流に入ろうと思ったのだが、シーズン初期には釜無川の左岸の支流群よりも、須玉川や塩川の方がいいと峡北漁協の人が言っていたのを思い ...

とても長いブランクがあったので、春が来る前に道志川の釣場の下見に行って来た。少しづつヤマメのポイントを想い出している。僕が知る限りヤマメを狙うなら、釣場は道志ダムより上流となる。これより下流には亀見バカンス村があったり新戸キャンプ場があるが、鱒が釣れるの ...

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