路上日記 SEASON IV

ジムニーシエラで、白州の山荘と真鶴の部屋を行き来する隠退おやじが綴る日記です。 過ぎ去って行く季節に打ち寄せる月日に、そして愛すべき戦士と僧侶と画家たちにこの物語を捧げます。

カテゴリ:ホワイトリカー

30代半ばからずっと中国とのビジネスがあった。日本のメーカーと一緒に山東省の現地資本と合弁会社を作って、自分に販売責任が降って来たからだ。因みに僕は大陸にある国を中国と呼ぶのには抵抗がある。物部氏の流れを汲む生粋の日本人である僕にして見れば、中国とは日本の ...

書斎で居眠りをしていたら、息子が箱を抱えて入って来た。留守にばかりしているので、早目に父の日のプレゼントを渡すと言う。寝起きだったので、ありがとうとだけ言って箱を受け取った。完全に目が覚めてから箱を開けた。いいちこのセットだった。直ぐに開けて飲むのは勿体 ...

今日は良く歩いた。心地良い疲れが残っている。半ズボンで歩いていたので蚊には相当刺された。こんな夕方にはレモンチューハイと唐揚げだよな。KIRINの氷結とサントリーのSTRONG ZEROを飲み較べてみた。氷結はアルコール度数5%だけれど、STRONG ZEROは9%もあるんだね。500 x ...

かみさんが出掛ける前に留守番役の僕に、裏庭がジャングルのようになっているので宜しくと言った。母親が元気な頃は庭の手入れは母親の専管事項であり、楽しみだった。その母親は介護施設に居る。コロナウィルス騒ぎで逢いにも行けない。藪蚊に何ヵ所も刺されたのは想定外だ ...

「頂」をひょんなことから貰った。数量限定で一般販売はされていないらしい。「頂」と言ったら、滋賀県甲賀市の滋賀酒造の造るアルコール濃度43%の米焼酎が有名だが、僕が貰ったのは芋焼酎だ。東京神田のビルの屋上で育てられたサツマイモを原料にした芋焼酎だ。住友商事の美 ...

この頃は”久々の”という表現をする事が多い。60年近くも生きて来ると、なかなか”初めて”の体験が減って来る。色々な場所に行き尽し、色々な事をやり尽したという事ではなく、お気に入りの中で過ごそうとする気持が強いのだろう。一方でお気に入りの数はそれなりに多いの ...

もういい歳なので、食後酒にはコニャックでもゆっくり飲めばいいのだけれど、育ちが悪いせいかブランデーよりグラッパの方が遥かに好きだ。この歳になると、ほぼ好みというものが固定されるようだ。若い時にはブランデーに手が届かなかった。(無理をすれば飲めたが、小僧が ...

8時半には帰宅した。夕食の支度はしてあるのだが、かみさんの帰りを待っている。おじさんは鍵っ子だ。待っている間に少し酒を飲む。芋焼酎とジターヌの相性がこれほどいいとは思っていなかった。芋焼酎の香りと発酵させた煙草の葉の香りはとても合う。おっと御用心。兼重の原 ...

少しややこしい話をする。芋焼酎はさつま芋から造る。埼玉県の川越はさつま芋の産地だ。芋羊羹をはじめ芋を使った菓子や食べ物が多い。だが、川越に芋焼酎はない。辺りはさつま芋の産地なのだが、なぜか芋焼酎はない。一度本気で探し回ったのだが見付からなかったので自信が ...

金曜日の晩ではあったが、水、木と二日間連続して外で食事をしたので、まっすぐ家に帰ることにした。家に帰る途中で、かみさんが留守であることを思い出してスーパーに寄った。台所遊びがまた出来る。3年前に仕込んだ梅酒がいい感じになって来た。いい感じになって来たが、お ...

もう始めています。貰い物の麦焼酎、これでコブラと読むらしい。裏ラベルには毒がはびこる世の中にこの酒飲めと六人衆飲めば極楽飲まねば地獄飲んで清めよその心と書いてあるが、信州の六軒の酒屋さんが企画して蔵元につくって貰った麦焼酎だそうだ。黒麹つくりのしっかりと ...

新年会のシーズンに突入した。鯨を食べたいと思っているのだが、なかなか仲間の賛同が得られない。昨夜の酒席の料理は鯨ではなくもつ鍋だったが、酒は「くじら」を飲んだ。年末年始、日本酒やらワインやらと醸造酒ばかりを飲んだ。久々の蒸留酒はキレがあって美味い。 ...

焼酎は大抵芋焼酎を飲む。パンチがあるからだ。大抵はオンザロックで飲む。麦焼酎は頼りなくて普段は飲まない。でも炭酸で割ると麦焼酎は途端に華やかな酒になる。 ...

僕の悪癖の一つで、とてもお勧め出来ないのだが美味いことは美味いので参考まで。 エスプレッソの砂糖を入れてかき混ぜず、さっさと飲む。 その後、グラッパをカップについで指でかき回す。行儀は悪いがこのグラッパは最高だ。 ...

若い頃はビールを幾らでも飲めた。最初のジョッキを片付けた後、すぐにトイレに行きたくなったら、体調の良い証拠だ。その後は飲んで出してを繰り返すドリンキング・マシンと化す。武勇談だが、ジョッキ15杯のビールを飲んだこともある。ミュンヘンのオクトーバーフェストで ...

日本人は色々なものを食べるけれど、酒も色々なものを飲む。む? 日本人って大上段に構えて語っていいのかどうか少し難しいが、少なくとも僕の回りの人間はたくさんの種類の酒を飲む。僕も大抵の酒は飲む。醸造酒なら日本酒、ワイン、ビール、紹興酒すべていける。料理に合 ...

渋谷で友達と飲んでいる。本当はこういうのが一番美味しい。 ...

年末年始は仕事を忘れてのんびり出来ると思ったのだけれど、なんだか気忙しい。あれこれ家のことや、家族のことがある。この季節、家族の僕への依頼心が強くなっているのを感じる。よろず便利屋の開業だ。一つ一つはたいした作業ではないが、普段やりなれないことなので使命 ...

外食が三晩も続いた。八王子のラーメン屋さん、牛久沼のうなぎ屋さん、そして昨夜は両国のちゃんこ鍋屋さんだ。オフィスを空けている分、早起きして自宅で仕事をしている。木曜日のおやじはとても疲れている。今日はかみさんの手料理を食べた後に、ジンを飲んでいる。家には ...

連休が近い..........だが、その前にこなさなければならない行事が幾つかある。明日は特に嫌な日だ。中国の某市のミッションの受け入れで酒を死ぬほど飲むことになりそうだ。でも連休に向けてのPROJECT Xは静かに進んでいる。今日の午後、塗装用のコンパウンダーでKLX250のプ ...

昨夜、”二鍋頭”という白酒を少し飲み過ぎた。二日酔いというほどではないが、ただでも鈍い頭がさらに鈍くなっている感じ。 中国の宴会でさんざん乾杯、乾杯させられていて、白酒というだけで拒否反応が出てしまい、脳はこのお酒に対する好奇心とか分析を放棄しまう。人間の ...

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