路上日記 SEASON IV

KAWASAKI NINJA1000とE250 STATION WAGONで過ごす週末をおやじが綴る日記です。 過ぎ去って行く季節に打ち寄せる月日に、そして愛すべき戦士と僧侶と画家たちにこの物語を捧げます。

カテゴリ:日本酒

僕の知る限り、北杜市には四つの蔵元がある。七賢で有名な台ヶ原の”山梨銘醸”と大泉町の”谷櫻酒造”は近いので時々酒を買いに行く。飲み過ぎないように買うのは何時も四合瓶だ。今日は高根町まで足を延ばして、”武の井酒造”と”八巻酒造店”を訪れた。”武の井酒造”” ...

何だか絶妙なタイミングで、新型コロナウィルス オミクロン株が出現した。苦笑いしてしまった。コロナ禍騒ぎの長いトンネルから抜けた後、暫しの”昔の生活”を楽しんでいるのだが、マスコミは既にオミクロン株に関して笛と太鼓で囃し立て出しているし、これからもっと大騒 ...

僕が本社を退職して事業会社に転籍するので、同僚が神楽坂で送別会を開いてくれた。日本酒の品揃えが豊富で、好きな銘柄を好きなだけ飲んでくれと言われたのだが、大吟醸しか置いていない。大吟醸は高級かも知れないが、僕は吟醸酒のカプロン酸エチルや酢酸イソアミルと言っ ...

月曜日は鍵っ子の日なのだが、小雨も降っているので外食せず真っ直ぐに帰宅した。書斎で貰い物の「浦霞」を開けた。酒が黄色いのは傷んでいるわけではない。濾過の度合いだ。「浦霞」を飲みながら、仲間と行った一昨年の東北ツーリングを思い出す。「佐浦酒造」にも立ち寄っ ...

30年前の仕事仲間が集まった。ビールは一杯ずつ、後は冷酒に切り換えた。皆思い思いに自分の好きな銘柄を注文したのだが、全部同じ二号徳利で出て来た上に、酒を注ぎ合ったので、段々どの徳利に何が入っているか分からなくなった。最後は、土佐鶴・安芸虎・司牡丹・酔鯨・四 ...

インドネシアに駐在している同僚が一時帰国した。なんとか時間をやり繰りして飲みに行くことにした。更に調整して三人が集まった。「瀬文」に行くことにした。この店は僕にとって隠れ家的存在だったのだが、丁度3年前に勢いで皆を連れて行ってから、ほぼオープンハウス状態に ...

NTTのグループ会社との面談の後に夕食会を手配すると、Y君から話があった。おいおい、NTTは公益企業だから接待の是否は気を付けようねと言ったのだけれど、Y君が法務部に確認したらNTT東日本とNTT西日本以外は、問題がないとの結論だった。店はY君がWEBで探した。自信満々に ...

今週は火曜日を除いて、ずっと外食になる。火曜日の晩は休肝日にしようと思ったのだが、帰宅時の散歩道で夜桜の宴会を見たら気が変わった。近所の行きつけの地酒屋で、「石見銀山」の四合瓶を買った。素晴らしい食中酒の一つだ。かみさんと一緒にゆっくり晩酌を楽しもうと思 ...

とても長い一週間だったので、金曜日の晩は真っ直ぐ家に帰ることにした。真っ直ぐ家に帰ると言っても散歩はする。朝の出勤の時のルートは余程のことがない限り変更することはないのだが、帰路に関しては幾つかのルートを持っている。昨日は表参道から代々木公園の中を抜けて ...

一時帰国したS君が「おいしい魚が食べたい。」と甘えて来たので、「宇田川魚金」に連れて行った。新橋の「魚金本店」の店内はごちゃごちゃしていて、さっさと魚を食べろよという感じだが、こちらの店内は簡素な設えだがゆったりしていて、ゆっくりと魚と酒を味わえる。気の置 ...

吟醸酒独特の匂いを、リンゴやバナナなどの果実の香りに例える人がいるのだけれど、僕は赤ん坊のおしめの臭いのような気がする。だから基本的に吟醸酒は飲まない。臭いのだ。だいたいにおいて、何かを肴に日本酒を飲んだり、或いは料理が主役で日本酒を相棒にする時に、肴や ...

今回のツーリングの旅は船中二泊と宿に四泊だ。三泊目の宿だけはちょっと贅沢なところを予約したが、他はコスト重視にした。野郎だけの旅だからというだけではなく、毎晩ご馳走ばかり食べていると飽きて来るし、有難味もなくなる。一泊目は稚内の富士見温泉に宿を取った。「 ...

先週末に買って置いた春鶯囀を開けた。日本酒度+9、エキストラドライ。ウイスキーのような味わいだった。 ...

3月末か4月上旬には山梨県の蔵元巡りが待っている。その前に2月中旬には昨年訪れ切れなかった神奈川県の蔵元巡りが待っている。生原酒はとても美味い。これから2ヶ月の間に楽しめるヘリテージだ。。。。。。と言いながら、あと半月が待てずに今宵地酒屋に寄って、生原酒を買 ...

干物は朝食のおかずになることが多いが、偶に干物を肴に酒を飲みたくなることがある。昨夜は同僚達に声を掛けて、6人で渋谷東急本店前に「ひもの屋」に行った。安くてうまい店なのだが、この店舗も大分草臥れて来て店そのものが干物のような状態ではある。店は渋谷センター街 ...

昨日は打合せの後に予期せず会食に巻き込まれた。土佐料理屋「 祢保希(ねぼけ)」の料理は嫌いではないのだが(好きだが)、酒ばかり飲まされて落ち着いて食べられなかった。帰宅後、「四万十うなぎ」から蒲焼が届いていた。「四万十うなぎ」の”四万十鰻”は、天然というわ ...

昨日は一日中家でのんびりしていた。留守番をしていて分かったのだが、結構電話やら配達物やらで、家に居ても結構忙しない。勧誘や売込みの電話だと思って無視するとちゃんとした用件のある電話だったり、訪問販売かと思って玄関に出ないと、配達だったりする。日中に二本松 ...

昨日は仕事を早めに切り上げてさっさと帰宅した。娘が帰って来ているようだ。帰宅途中に地元の地酒屋で、四合瓶の日本酒を二種類程買って帰った。(ガブガブ飲むつもりはない。1本が失敗だった時の為のバックアップだ。)かみさんは仕事で留守だが、夕食以外に酒のつまみを準 ...

ここのところ集まりが多い。昨日は、OBである大先輩を囲む形で会社の同僚三人が集まった。同僚と言っても組織や部署は離れている。会社は生き物なので組織はどんどん変化して来た。その中で30年以上も勤務しているので、三人にも色々な異動があった。今は、三人はまったく別 ...

日がとても長くなった。午後6時過ぎ、一時帰国している先輩と飲み始めようと思うのだが、外はまだまだ明るいので少し後ろめたい気持になる。赤坂の「わらやき屋」を予約していた。海外に居ると、鰹のたたきが無性に食べたくなることがあるらしい。酒の肴は頼む順番というもの ...

バス亭でバスを降りると商店街を抜けて家までトボトボ歩く。バス通りの歩道を歩いているのと違って、人の往来や店の活気があって、夕方から宵の商店街を歩くのはそれなりに楽しいのだが、何時も同じ道を通っているので、段々飽きては来る。でも、最近は商店街の途中に地酒専 ...

昨日は仕事が終わった後まっすぐ家に帰ることにした。バス停で降りた後、商店街を家に向かってトボトボ歩き出した。地元の商店街も子供の頃に較べると随分変わって来たのだが、ここ10年の変化はかなり速いように思える。魅力的な飲食店も結構出来たのだが、自宅の最寄駅や最 ...

流罪とは刑罰の一つで、罪人を辺境や島に送る追放刑のことだ。流刑、配流とも言う。流刑地が島の場合には島流しとも呼ばれる。流罪は、少なくとも先進国と呼ばれる国々では、罪刑法定主義(罪とされる行為の内容及びそれに対して科される刑罰を予め明確に規定しておかなけれ ...

昨日の晩は気温が低い上に雨まで降っていた。赤坂のとある店で人と待ち合わせをしていたのだが、地下鉄の駅から店に向かう途中、本当に寒かった。月曜日、火曜日と暖かったのでワイシャツの下にヒートテックも着ていなかったし、コートも着ていなかった。約束の店にはずいぶ ...

昨日は早く帰宅して、かみさんと晩酌を始めた。日本酒は週末の蔵元巡りで買って来た中澤酒造の「松みどり」、つまみに栃尾のあぶらげ(油揚げ)を焼いた。え、”小松みどり”じゃなくて、”松みどり”、”厚揚げ”じゃなくて”あぶらげ”。”松みどり”は山北の酒、”小松み ...

生酒ばかりでは日持ちがしないので、(と言いながら飲むペースを考えればそんな心配は一切不要なのだが)、土曜日の蔵元巡りで最後に訪問した川西屋酒造店では、火入れした純米酒の「丹沢山」を買って来た。土曜日の晩には泉橋酒造の生酒を開けたのだが、息子は飲みたがらな ...

まずは「泉橋酒造」の生酒を飲み始めた。NINJAのパニアケースは完璧な収容力を持っている。欲しかった酒はすべて買った。 ...

久保田酒造で買って来た「相模灘」の新酒は、一昨日にかみさんとの晩酌の為開けた。原酒の押しの強さに閉口したようでかみさんは一合も飲まなかった。生ビールとラガービールの違いは目隠しされると分かり辛いが(と言っても今のビールは瓶ビールでも生ビールだ。)、日本酒 ...

月、火、水と出張と会食が続いた。。。。。正直身体に応える。昨日は溜まった書類を片付けて大人しく家に帰った。山手通りのバス亭で下りて商店街の中をトボトボと歩いた。かみさんから鍋の準備がしてあるとLINEで連絡が入っていた。地元のスーパーに入って手頃な日本酒を物 ...

新幹線の都合があるので長野駅前で食事をしたが、入ったお店は「富寿し」、新潟に本拠のある寿司屋さんだ。昼食時、上越妙高の蕎麦屋では、私は温かい蕎麦は食べないんですよと気負って言う必要もなく、冷たい蕎麦が当たり前のように出て来た。温かい蕎麦など注文したら体調 ...

僕には学生時代からずっと仲の良い友人が居る。かみさんよりも付き合いは当然長いが、男子である。色々過去にあったようだが、まだ独身だ。(と言うか、もう”まだ”は付けない方がいい気がする。)毎年、年初には泊り掛けで遊びに来てくれる。既にHappy Retirementしていて ...

大山詣での帰りに日本酒を買って帰って来た。”阿夫利大山”という辛口の酒だ。蔵元は神奈川県の14蔵元の一つの吉川醸造だが、この酒は発売元の遠州屋酒店のPRIVATE BRANDということになっている。遠州屋酒店のご主人の名字も吉川なので、親戚筋でのバリューチェーンかも知れ ...

バンコクに居て日本酒のことを考えている。別にこちらでも飲めるし飲んでいるのだが、この季節になると新酒のことでそわそわする。そろそろ新酒が出回り出す。仕事も大分片付いたので18日には帰国する。(別にボジョレー・ヌーボーの解禁日に間に合わせて帰るわけではない。 ...

幼い頃から父親と仲が良かった。仲が良かったと言うと一つの人格と人格の関係のようになる。それは少し生意気な言い方だ。ありのまま言えば父親のことが大好きだった。平たく言えばなついていた。振り返れば、ストレートフォワードな母親に較べ、父は少し屈折した難しいとこ ...

その店は繁華街のど真ん中にあるのだが、表通りではなくちょっと分かりにくい路地を入ったところにある。一見のお客が来ることはまずない。普段は少人数で訪れ、日本全国から集まって来る日本酒をグラスで味わう。色々な酒をゆっくり試すのだが、まあ泉川と獺祭を同じ晩に飲 ...

仕事の方は特に問題はない。だが、ここのところ寝不足が続いている。以前のブログのサイトが閉鎖されるのだが、データのエクスポート機能がなく手作業で記事を移し替えている。7月末閉鎖と3ヶ月の猶予はあるのだが、何せ書いて来た記事数が多い。今日時点でまだ1,300記事程が ...

帰宅したら届け物があった。中味はどうやら日本酒の四合瓶だ。 頂き物はすぐに開けるようにしている。包みを開けて驚いた。「木戸泉」の20年物、古酒だ。「木戸泉」は好きで時々飲むし、この間は蔵元を訪問した。封を切った後何かが違うぞと思い、慌ててグラスをワイングラス ...

他の料理は別にして、鰻重だけは食べたら必ずブログに残して置こうと決めている。とは言いながら、実は直近で食べた鰻重の話題に僕は触れていない。この間、東伊豆にツーリング行った時に湯河原にあるお店で食べた鰻重だ。蕎麦やうどんは、専門店でなくても美味いものを出す ...

歳なのでツーリングの疲れは間を置いて出る。はしゃいだ日曜日の疲れは火曜日の午後に現れた。昨日は早めに帰宅した。「八海山」の原酒 「越後で候」を飲みながら、かみさんと二人で鍋をつつく。家に居る時は少しの酒ですぐに酔う。かみさんはもうたくさんというので、残った ...

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