”ルアーの種類”で検索を掛けると、いきなりミノールアーの種類と使い分けの説明を始めるサイトが多い。フローティングプラグとシンキングプラグの形状や使い方の違いや、プラグとペンシルの違いを詳細に説明してくれている。まるでルアー = ミノールアーのような勢いだ。
ベイトフィッシュに似せて作られたミノールアーの人気は高い。他のルアーに較べて平均して良い釣果が得られるし、見ていても美しいので所有欲も満たせる。ただし高価だ。一つ3000円もするミノールアーもある。高く売れるし職人の製作欲も満たせるので、メーカーもどんどん作る。

渓流用の小型ミノールアー
僕がルアー釣りを始めた頃には、ルアーを4大別していた。ハードルアーとしてはスピナー、スプーン、ミノーの3種類、ソフトルアーとしてワームがあった。因みに僕が初めて鱒を釣り上げた時に使ったルアーはスピナーだった。
スピナーは”タダ巻”と言って(”馬鹿巻”とも言う)、竿先を動かさず単純にリールで引き寄せて来るルアーだ。ブレードが付いていて、ラインを引き寄せるとそのブレードが回転する。その回転に惹かれるのか、不快に思うのか鱒達はスピナーに喰い付く。スピナーはまとめ買い出来る程安い。ロストしても気にならない。

スピナールアー
スプーンは赤、金、銀、黒、緑と赤金、黒銀の組合せが基本で、水流への当て方を変えたりラインを引く速度を変えたり、止めたりすることにより、様々な動きを持たせて鱒を誘い出す。スプーンもとても廉価だ。
この頃は管理釣場専門のスプーンなんて言うのもある。笑えるのはペレット(練り餌)を模したスプーンだ。管理釣場の鱒はペレットで育っているので、良く喰い付くと言う。もはやスプーンの機能を持っていないのだが、一応スプーンに分類されるのだろう。フィールドでは役に立たない。

スプーン
ミノーも昔はかなり操り方に技術が求められたが、ミノー自体がリップの工夫や重量配分の精査等、確実に進化した為、スピナーと同様の使い方でも鱒は釣れるようになった。瀬やトロ場、深場等、状況に応じて使い分けるだけで良くなった。自動車で喩えればマニュアル車からオートマティック車への移行だ。

深場用のシンキングミノールアー。リップが大きく仰角も大きい。

ミノープラグとミノーペンシル。ペンシルにはリップがない。
僕も最近はミノールアーばかりを使っているのだけれど、この間ミノールアーを山女魚が追わなくなった時に、久し振りにスピナーをラインに結んでみた。釣人の多い河川においてミノールアーに慣れてスレてしまった鱒達は、スピナーに過敏に反応した。
次回の釣行ではスプーンを思う存分操ってみようかと思っている。
ベイトフィッシュに似せて作られたミノールアーの人気は高い。他のルアーに較べて平均して良い釣果が得られるし、見ていても美しいので所有欲も満たせる。ただし高価だ。一つ3000円もするミノールアーもある。高く売れるし職人の製作欲も満たせるので、メーカーもどんどん作る。

渓流用の小型ミノールアー
僕がルアー釣りを始めた頃には、ルアーを4大別していた。ハードルアーとしてはスピナー、スプーン、ミノーの3種類、ソフトルアーとしてワームがあった。因みに僕が初めて鱒を釣り上げた時に使ったルアーはスピナーだった。
スピナーは”タダ巻”と言って(”馬鹿巻”とも言う)、竿先を動かさず単純にリールで引き寄せて来るルアーだ。ブレードが付いていて、ラインを引き寄せるとそのブレードが回転する。その回転に惹かれるのか、不快に思うのか鱒達はスピナーに喰い付く。スピナーはまとめ買い出来る程安い。ロストしても気にならない。

スピナールアー
スプーンは赤、金、銀、黒、緑と赤金、黒銀の組合せが基本で、水流への当て方を変えたりラインを引く速度を変えたり、止めたりすることにより、様々な動きを持たせて鱒を誘い出す。スプーンもとても廉価だ。
この頃は管理釣場専門のスプーンなんて言うのもある。笑えるのはペレット(練り餌)を模したスプーンだ。管理釣場の鱒はペレットで育っているので、良く喰い付くと言う。もはやスプーンの機能を持っていないのだが、一応スプーンに分類されるのだろう。フィールドでは役に立たない。

スプーン
ミノーも昔はかなり操り方に技術が求められたが、ミノー自体がリップの工夫や重量配分の精査等、確実に進化した為、スピナーと同様の使い方でも鱒は釣れるようになった。瀬やトロ場、深場等、状況に応じて使い分けるだけで良くなった。自動車で喩えればマニュアル車からオートマティック車への移行だ。

深場用のシンキングミノールアー。リップが大きく仰角も大きい。

ミノープラグとミノーペンシル。ペンシルにはリップがない。
僕も最近はミノールアーばかりを使っているのだけれど、この間ミノールアーを山女魚が追わなくなった時に、久し振りにスピナーをラインに結んでみた。釣人の多い河川においてミノールアーに慣れてスレてしまった鱒達は、スピナーに過敏に反応した。
次回の釣行ではスプーンを思う存分操ってみようかと思っている。
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