真鶴・湯河原近辺で山女魚やアマゴ釣りが出来る川があるのか? 答えはYesだ。千歳川とその上流の藤木川で山女魚釣りが出来る。
千歳川は神奈川県と静岡県の県境となっている川で、夏には鮎釣りをすることも出来る。上流の藤木川は湯河原町の温泉街を流れるきれいな川だ。漁協にしっかりと管理された川で鮎釣りにも山女魚釣りにもルールがある。
鮎は海から遡上して来る天然物だが、山女魚はほぼ100%成魚放流をしたものだ。毎年3月初めの解禁日には釣り人達でお祭り騒ぎとなり、解禁日にほぼ釣り切られてしまう。山女魚釣りに関して言えば、自然河川を活用した釣堀と言って良い。僕は釣行したことはない。特に毛嫌いしているわけではなく、3月初めは他の河川での渓流釣りで忙しいだけだ。4月になったら残り山女魚でも釣りに入渓するのも悪くないと思っている。

この千歳川の北に新崎川がある。吉浜に注ぎ込む小河川だ。河口の場所に国道135号線と有料真鶴道路の分岐がある。新崎川には漁協は存在しない。
もう35年以上も前になるが、波乗りであちらこちらの浜に出掛けていた頃、吉浜の南側はお気に入りのスポットだった。海から上がって友達と休憩していたら、小学生の男の子が鮎でいっぱいのポリバケツを重そうに運んでいた。え、どこで釣ったの?と尋ねたら新崎川の河口を指差した。シラスを使った餌釣りで簡単に釣れると言っていた。
その後この河口の上の橋を良く通ったが、鮎釣りのことは忘れていた。最初は鮎の餌釣りをしてみたいと思っていたが、近くに簡単に車を停める場所がないので諦めている内に、関心が無くなってしまったのかも知れない。
15年前程、急に思い出してバイクで出掛けてみた。路地の脇にバイクを寄せて2-3時間竿を入れてみた。


惚けた写真で恐縮だが、この場所で鮎は簡単に釣れた。
あれから橋の下をたくさんの水が流れた。この間幕山山麓にある湯河原梅林に出掛けた。


梅林の南端にある池から下の川に水が流れ出していた。

この川の名前は?とGoogleで確認したら、新崎川の上流部だった。ひょっとしたら渓魚が棲むかも知れないような渓相だった。

新崎川に対してとても興味を持った。新崎川の全容が知りたくなって、帰宅後に地図で流路を確認した。河口付近しか知らなかったが、かなり立派な河川であることが判った。

手元に昭和55(1980)年に発刊された渓流釣場のガイドブックがある。

索引で新崎川を探したら、しっかりと記述があった。今は分からないが当時上流部は天然山女魚の釣場だったようだ。
新崎川にとても興味が湧いて来た。昨日、河口から中流域まで眺めに行った。


真砂橋から河口を見る。河口付近で工事をしているが、鮎の遡上に影響は出ないのか不安になる。

真砂橋から上流方向を望む。

少し上流の新崎橋から上流方向を望む。堰堤下のトロ場に鮎が溜まりそうだ。

住宅街を抜けて更に上流部に進む。浜渡橋に到着した。下流方向を望むと東海道本線の鉄橋が見えた。

橋から上流方向を望む。ウグイや偶に山女魚が釣れそうな感じだ。この川に漁協は存在しないが、橋の上には”新崎川美化推進協議会”名にて鮎釣りの期間を6月1日から10月14日までにする旨の告知板があった。釣法に制限はない。昔は一年中釣って良かった筈だが、時の流れだろう。

川に下りる場所を見付けた。

更に上流の宮渡橋まで行ってみた。路傍には近くの瑞應寺ゆかりのお地蔵さんが座っている。

宮渡橋から上流方向を望む。上に架かっているのは新幹線の渡河橋だ。

少し上流部に移動する。堰堤の連続だが、山女魚が釣れそうな川だ。水は澄んでいる。
更に上流部に車を走らせた。

下流部の五郎神社の手前で、新崎川沿いを通る道は二手に分かれるのだが、湯河原梅林に向かう右岸の道と管理釣場跡に向かう左岸の道は、新しく出来た鍛冶屋橋で接続されるようだ。


鍛冶屋橋から上流方向を望む。山女魚の棲息は確信に変わった。

右岸の道はやがて行き止まりとなる。管理釣場(新崎川国際ヤマメ マス釣場)の跡は、誰かが買い取り別荘にしたようだ。この少し手前には”豊仙山荘”という民宿もある。良い場所だ。

ここから更に上流部は短竿でのちょうちん釣り場かも知れない。この夏に入渓してみたい。
千歳川は神奈川県と静岡県の県境となっている川で、夏には鮎釣りをすることも出来る。上流の藤木川は湯河原町の温泉街を流れるきれいな川だ。漁協にしっかりと管理された川で鮎釣りにも山女魚釣りにもルールがある。
鮎は海から遡上して来る天然物だが、山女魚はほぼ100%成魚放流をしたものだ。毎年3月初めの解禁日には釣り人達でお祭り騒ぎとなり、解禁日にほぼ釣り切られてしまう。山女魚釣りに関して言えば、自然河川を活用した釣堀と言って良い。僕は釣行したことはない。特に毛嫌いしているわけではなく、3月初めは他の河川での渓流釣りで忙しいだけだ。4月になったら残り山女魚でも釣りに入渓するのも悪くないと思っている。

この千歳川の北に新崎川がある。吉浜に注ぎ込む小河川だ。河口の場所に国道135号線と有料真鶴道路の分岐がある。新崎川には漁協は存在しない。
もう35年以上も前になるが、波乗りであちらこちらの浜に出掛けていた頃、吉浜の南側はお気に入りのスポットだった。海から上がって友達と休憩していたら、小学生の男の子が鮎でいっぱいのポリバケツを重そうに運んでいた。え、どこで釣ったの?と尋ねたら新崎川の河口を指差した。シラスを使った餌釣りで簡単に釣れると言っていた。
その後この河口の上の橋を良く通ったが、鮎釣りのことは忘れていた。最初は鮎の餌釣りをしてみたいと思っていたが、近くに簡単に車を停める場所がないので諦めている内に、関心が無くなってしまったのかも知れない。
15年前程、急に思い出してバイクで出掛けてみた。路地の脇にバイクを寄せて2-3時間竿を入れてみた。


惚けた写真で恐縮だが、この場所で鮎は簡単に釣れた。
あれから橋の下をたくさんの水が流れた。この間幕山山麓にある湯河原梅林に出掛けた。


梅林の南端にある池から下の川に水が流れ出していた。

この川の名前は?とGoogleで確認したら、新崎川の上流部だった。ひょっとしたら渓魚が棲むかも知れないような渓相だった。

新崎川に対してとても興味を持った。新崎川の全容が知りたくなって、帰宅後に地図で流路を確認した。河口付近しか知らなかったが、かなり立派な河川であることが判った。

手元に昭和55(1980)年に発刊された渓流釣場のガイドブックがある。

索引で新崎川を探したら、しっかりと記述があった。今は分からないが当時上流部は天然山女魚の釣場だったようだ。
新崎川にとても興味が湧いて来た。昨日、河口から中流域まで眺めに行った。


真砂橋から河口を見る。河口付近で工事をしているが、鮎の遡上に影響は出ないのか不安になる。

真砂橋から上流方向を望む。

少し上流の新崎橋から上流方向を望む。堰堤下のトロ場に鮎が溜まりそうだ。

住宅街を抜けて更に上流部に進む。浜渡橋に到着した。下流方向を望むと東海道本線の鉄橋が見えた。

橋から上流方向を望む。ウグイや偶に山女魚が釣れそうな感じだ。この川に漁協は存在しないが、橋の上には”新崎川美化推進協議会”名にて鮎釣りの期間を6月1日から10月14日までにする旨の告知板があった。釣法に制限はない。昔は一年中釣って良かった筈だが、時の流れだろう。

川に下りる場所を見付けた。

更に上流の宮渡橋まで行ってみた。路傍には近くの瑞應寺ゆかりのお地蔵さんが座っている。

宮渡橋から上流方向を望む。上に架かっているのは新幹線の渡河橋だ。

少し上流部に移動する。堰堤の連続だが、山女魚が釣れそうな川だ。水は澄んでいる。
更に上流部に車を走らせた。

下流部の五郎神社の手前で、新崎川沿いを通る道は二手に分かれるのだが、湯河原梅林に向かう右岸の道と管理釣場跡に向かう左岸の道は、新しく出来た鍛冶屋橋で接続されるようだ。


鍛冶屋橋から上流方向を望む。山女魚の棲息は確信に変わった。

右岸の道はやがて行き止まりとなる。管理釣場(新崎川国際ヤマメ マス釣場)の跡は、誰かが買い取り別荘にしたようだ。この少し手前には”豊仙山荘”という民宿もある。良い場所だ。

ここから更に上流部は短竿でのちょうちん釣り場かも知れない。この夏に入渓してみたい。
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