川釣りがしたい時には白州にある山荘を根城とする。海釣りをしたい時には真鶴の部屋を根城とする。一応そう言う整理で満足していたのだけれど、いざ渓流釣りが解禁されると目移りして、白州近くの釜無川水系への釣行だけでは満足出来そうになく、他の地域の渓流がとても気になり出している。年々体力が落ちて行く中、あと何年元気に渓流釣りが出来るだろうかという気持もある。

道志川への釣行だけは解禁前から予定していた。釜無川水系用と併せて年間遊漁券を購入してある。実際、この間白州から東京に戻る途中に道志川の大室指を訪れた。

釜無川水系と道志川への釣行だけで満足出来ればいいのだが、奥多摩の小菅川や丹波川にも久し振りに釣行したくてそわそわしている。小菅川に最後に出掛けたのは3年前だが、丹波川にはもう20年も訪れていない。昔、年間遊漁券を販売してくれた食堂・民宿「お富さん」のおばさんは健在だろうか、健在ならもうすっかりおばあちゃんになっているだろうなと思う。
奥多摩
白州と道志川は同じ中央自動車道沿いで同じ方向だが、小菅川や丹波川は白州とはあさっての方向だ。山荘滞在とはまったく別の時に釣行する必要がある。まあ、少し落着けと自分に言い聞かせる。一度か二度訪れれば多分満足する。両方とも年間遊漁券は不要だ。思い出は何時も優しいけれど、プータローのおじさんには、新しい釣場での挑戦が必要だ。(職場ではない。)

閃いてしまった。白州の山荘は海釣りの根城にはならないが、真鶴の部屋は海釣りの根城にも川釣りの根城にもなる。伊豆半島にはたくさんの渓流があるのだ。
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狩野川水系までであれば、真鶴から1時間強で辿り着ける。狩野川水系にはたくさんの支流があり、アマゴが元気に泳いでいる筈だ。
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今、狩野川漁業協同組合の遊漁券をFISH PASSアプリで入手出来た。便利になったね。道志村漁業協同組合の遊漁券も、峡北漁業協同組合の遊漁券も、わざわざ現地に購入しに行かなければならなかったのだけれど、こちらの遊漁券は自宅で指先を動かすだけで購入出来た。
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まずは狩野川の支流群の中の大見川水系から釣行して見る。因みにこの地図は左が北だ。
冷川
大見川の支流が冷川だ。狩野川の支流の大見川、その支流が冷川だ。この川から始めて見ようと思う。
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岸を葦に覆われた里川だが、魚影は濃い気がする。

追記
同じ日に渓流釣りと海釣りをするというお馬鹿な真似だけはしないと思う。多分。