拳銃の威力の目安の一つに、銃身の内径(或いは使用する弾丸の直径)がある。いわゆる”口径”だ。拳銃の出自によって”口径”はインチで表現されたりミリで表現されたりする。因みに、正確には銃身の内径の方が弾丸の直径より0.5 - 0.6mm程大きい。銃身の内径はほぼ弾丸の薬莢の直径に等しい。
同一”口径”でも、他に銃身長とか、弾丸の装薬量を増やしてどの程度マグナム化するという目安もあるのだけれど、やはり”口径”が一番拳銃の威力の表現に使われる。
拳銃やライフルでは、”45口径”とか”10.9mm口径”と表現される。”45口径”は100分のnの、nが45という意味で、1インチ25.4mm x 0.45 =11.43mmとなる。”38口径”なら内径は25.4mm x 0.38 = 9.6mmだが、使われる弾丸は.357マグナム弾(0.357インチ=9mm)だ。

ここまでは、SMALL ARMSの拳銃の話だ。
さてさて、ここのところ軍艦や潜水艦を組み立てていて、兵装を確認している時に????と感じることがあった。
潜水艦 伊-400の”40口径”14cm単装砲1門とか、戦艦大和主砲の”45口径”46cm3連装砲とか、駆逐艦雪風の”50口径”三年式12.7cm連装砲とか、え、”口径”が小さ過ぎないかと慌てた。
調べたら、弾丸と砲弾の世界はまったく用語の使い方が違うことに気が付いた。砲弾の世界では、後ろに記述されているcm表示が砲弾の直径だ。じゃあ”口径”は何を意味するかと言えば、砲身の長さを表す。
”40口径”14cmと言えば、砲身の長さは砲弾の直径の40倍、”45口径”46cmと言えば、砲身の長さは砲弾の直径の45倍という意味だ。伊-400の単装砲は直径14cmの砲弾を発射する為に14cm x 40 = 560cmの砲身を持ち、大和の主砲は直径46cmの砲弾を発射する為に46cm x 45 = 2,070cmの砲身を持つ。

電気屋と物理屋が会話を交わすと言葉の定義合わせが大変らしいけれど、もっと身近にメカの世界で誤解が生まれそうな用語があった。
同一”口径”でも、他に銃身長とか、弾丸の装薬量を増やしてどの程度マグナム化するという目安もあるのだけれど、やはり”口径”が一番拳銃の威力の表現に使われる。
拳銃やライフルでは、”45口径”とか”10.9mm口径”と表現される。”45口径”は100分のnの、nが45という意味で、1インチ25.4mm x 0.45 =11.43mmとなる。”38口径”なら内径は25.4mm x 0.38 = 9.6mmだが、使われる弾丸は.357マグナム弾(0.357インチ=9mm)だ。

ここまでは、SMALL ARMSの拳銃の話だ。
さてさて、ここのところ軍艦や潜水艦を組み立てていて、兵装を確認している時に????と感じることがあった。
潜水艦 伊-400の”40口径”14cm単装砲1門とか、戦艦大和主砲の”45口径”46cm3連装砲とか、駆逐艦雪風の”50口径”三年式12.7cm連装砲とか、え、”口径”が小さ過ぎないかと慌てた。
調べたら、弾丸と砲弾の世界はまったく用語の使い方が違うことに気が付いた。砲弾の世界では、後ろに記述されているcm表示が砲弾の直径だ。じゃあ”口径”は何を意味するかと言えば、砲身の長さを表す。
”40口径”14cmと言えば、砲身の長さは砲弾の直径の40倍、”45口径”46cmと言えば、砲身の長さは砲弾の直径の45倍という意味だ。伊-400の単装砲は直径14cmの砲弾を発射する為に14cm x 40 = 560cmの砲身を持ち、大和の主砲は直径46cmの砲弾を発射する為に46cm x 45 = 2,070cmの砲身を持つ。

電気屋と物理屋が会話を交わすと言葉の定義合わせが大変らしいけれど、もっと身近にメカの世界で誤解が生まれそうな用語があった。
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