路上日記 SEASON IV

KAWASAKI NINJA1000とE250 STATION WAGONで過ごす週末をおやじが綴る日記です。 過ぎ去って行く季節に打ち寄せる月日に、そして愛すべき戦士と僧侶と画家たちにこの物語を捧げます。

2022年07月

息子夫婦と孫達は、先に土曜日の夕方東京に戻った。かみさんと僕は今日、道路が混まない内に車で東京に帰って来た。運転中、電話があった。ブルーツースでiPhoneと車は繋げてあるので、運転中もハンズフリーで話せるのだが、ハンズフリーボタンを押す前に、かみさんが代わり ...

日射しが強過ぎる。幼児達が外で過ごすには熱中症のリスクが高い。危険領域の暑さだ。一度、虫取り網を持って外に出たが、直ぐに部屋に戻った。日中は部屋の中で過ごすしかない。間が持たなくなったので、ベランダでしょぼん玉を作って退屈させないようにする。夕方4時、外 ...

窓辺から日の出を時々眺める。 今朝の日の出を見ていて、あれ随分真東寄りの方角から陽が昇るようになったなと感じた。確認したら77度の方角だ。真東まで後13度だ。地球は地軸を23.43度傾けて、自転しながら太陽の回りを1年掛けて公転している。春分の日と秋分の日には、陽 ...

孫達と戯れていたが、二人はやがて退場、かみさん達がプールに連れていった。暫くの間、ベランダから海を眺める。何羽ものトンビが拡げた翼でサーマル(上昇気流)を捉まえては、はばたきもせず自由自在に移動している。トンビなんて呼びつけにしているが、パラグライダーを ...

孫Bがベランダで急に座り込んだ。高所恐怖症?それよりじいじはヤンキー坐りを心配している。 ...

几帳面な寿司屋に入ってしまった。地魚の握りを頼んだら、お品書きの順番通りに寿司が皿の上に並んでいた。 ...

厚木ICから小田原厚木道路に入る。この道は神奈川県警のお狩場なので、法定速度遵守だ。何時ものように平塚PAで休憩をする。ここで何時も野菜を買う。ちょっと変わった野菜が置いてあるのだ。今日は獅子唐とゴーヤと長茄子を購入した。やがて小田原厚木道路が終わり、西湘バ ...

JR中野駅の北口には、たくさんの商店街がある。北口広場から真っ直ぐ北に向かって延びるのが中野サンモール商店街で、220mの距離に110店舗がひしめいている。店舗の種類は飲食店のみでなく、何でもありだ。このサンモール商店街の東西南北に、中野北口一番街商店会、中野北 ...

退職祝いに夕食会に招かれた。招いてくれた人とは6年振りにお会いする。奥さまも一緒だという。指定されたレストランも敷居が高そうだ。半分楽しみにしつつ半分重い気持ちで家を出た。退職して一ヵ月、ポロシャツと半ズボンで電チャリで出掛けるの生活が板についてしまって ...

天気がとてもいい。電チャリに乗って買物に出掛けた。帰りに青空を眺めていたら、急に担々麺が食べたくなった。小滝橋通りの「175°DENO 担担麺」に入店した。初めて入る店だ。”白ごま担々麺”を注文した。どうも麻と辣のレベルを選べるらしい。初めての店なのでそれぞれレ ...

雨が上がったので、NINJAを引っ張り出した。8月のロングツーリングの前に整備して置く必要がある。エンジンオイルは前回交換してから1,200Kmしか走っていないので、このままで大丈夫だ。ブレーキフルードは交換してから8ヵ月で経年変化はない。プラグは前回交換してから5,00 ...

僕はミニマリストではない。物欲のかたまりではないが、道具や物を使いこなせている間は手放そうとは思わない。一方で、不要になったものを持ち続けていると落ち着かない。誕生日も近い中、ちょっと気になってクレジットカードの整理をした。2枚のカードを処分することにし ...

本日の走行は247Km、バイク仲間達と千葉の飯岡漁港に行って来た。満タンで走り出したので途中無給油で帰宅出来た。2013年の夏からバイク仲間達と毎年7月に飯岡漁港に磯牡蠣を食べに出掛け、何時しか僕らの定例行事になった。磯牡蠣とは何かと訊かれると、その大きさと形状、 ...

ツーリングで暑気に当たられたおじさん達は、成田空港A滑走路南端近くにある展望台から惚けて何機もの飛行機の離陸を眺めている。RWY16R/34L。風は南風。この時間は輸送機の離陸が多い。輸送機は急角度で上昇し空に消えて行く。 ...

”梅ヶ丘なのに「柴崎亭」”というは、かなりローカルなフレーズだ。京王線の駅を都心から順に挙げると、10番目が蘆花公園駅でその後千歳烏山駅、仙川駅、つつじヶ丘駅、柴崎駅と続く。このつつじヶ丘駅と柴崎駅の間に、中華そばの名店「柴崎亭」がある。柴崎にあるから「柴 ...

真鶴町の「中川一政美術館」とアトリエを眺めた後、この中川一政と言う絵描きじいさんへの興味が湧いて来て「随筆 八十八」と言うエッセイ集を取り寄せることにした。書き溜めた随筆を1980年、彼が88歳の時に纏めたものだ。一気に読み終えた。我流、独学の排他的で傲慢なじ ...

夕食の支度はしてあったのだけれど、余りお腹が空いていなかったので、ウイスキーを飲みながらかみさんの帰宅を待っていた。外はとても暑かったが、帰宅してエアコンをがんがん効かせて冷たい飲み物を飲んでいたら、急に熱々のオニオングラタンスープを食べたくなった。電子 ...

都内の旧所・名跡は、捨てたもんじゃない。今日は「角川庭園」での野暮用の後、改めて「角川庭園」を眺め、帰路、高円寺の「蚕糸の森公園」を訪れた。「蚕糸の森公園」「角川庭園」(俳人で角川書店の創設者である角川源義の旧邸宅。角川源義は角川春樹の父親)出版業界にも ...

外は思い切り暑いが、午後一番に電チャリで走り出す。阿佐ヶ谷の猿田彦神社と荻窪の角川庭園に野暮用があった。せっかく荻窪まで来たので、本当に久し振りに「マツマル」の中華そばを食べようと思い、荻窪南口仲通り商店街に入る。おいおい、また中華そばかよと自分でも思う ...

野暮用で新宿御苑駅近くに出掛けた。昼時になったので、電チャリで飲食店街をポタリングして「澤田」と言う中華そば屋さんを見付けた。ラーメン屋さんと言うよりは、割烹料理屋さんのような雰囲気だ。暖簾には、”中華そば”ではなく”支那蕎麦”と書いてある。暖簾を潜って ...

そろそろ帰路に就かないと、高速道路の渋滞に巻き込まれる。さっさと食べられる店を芦ノ湖湖畔で探した。カレー・ラーメンの店を見付けた。この時、僕はこの「麦わら屋」はカレーラーメンの店だと理解した。改めて別の看板を見ると、カレー&ラーメンハウスと書いてあった。 ...

箱根にはロープウェイが二本ある。一つは大涌谷に向かう”箱根ロープウェイ”だ。こちらは一緒に何回も乗っている。もう一つは”駒ヶ岳ロープウェイ”だ。こちらは僕だけ乗ったことがあるが冬の寒い日だった。かみさんはロープウェイは一本しかないと言い張る。論より証拠な ...

芦ノ湖の元箱根近辺にボートを浮かべて釣りをしていると、岸辺近くの赤い鳥居が目に入って来る。朱色の両部明神鳥居だ。箱根神社の”平和の鳥居”と呼ばれている。東京オリンピックの年に建立されたそうだ。一応水中鳥居と見做されるのだけれど、限りなく岸辺に近い位置にあ ...

五所神社に立ち寄った。以前にバイク仲間と一緒に訪れた時には、先を急いでいたので参拝だけしたが、今回は時間があるのでじっくり境内を散歩した。この神社の創建は鎌倉時代だ。鎌倉時代初期に相模国を中心に土肥氏が栄えたが、土肥郷(吉浜、鍛冶屋、門川、堀ノ内、宮下、 ...

ベランダにテーブルをセットして、景色を見ながら食べた。追伸釣った魚は小さかった。 ...

あちこち遊び回っていたので、時間外れの昼食になった。湯河原で二番目に美味しいと言われる「にこり」は通し営業をしているので頼りになる。連休の中日、湯河原の街はガラガラだ。何組か待って入店出来た。無化調(化学調味料を使わない)店だ。”わんたん中華そば”と”チ ...

真鶴の部屋から出て、森に囲まれた道路を三ツ石方面に少し走ると、「中川一政美術館」がある。何時も前を通り過ぎていたのだが、かみさんが中川一政の絵をみたいと言うので、初めて入館することにした。あれだろ、真鶴半島の福浦と箱根の駒ヶ岳、それと向日葵と薔薇の絵ばか ...

かみさんと昨日から真鶴に来ている。ずっと天気が悪かったが、ようやく晴れた。こちらに来ても、暇を見付けてはFish Carvingを続けている。 ...

あちこち寄り道していたので、午後遅くに真鶴に到着した。天気は悪い。琴ケ浜の前を通りいつものタブの木の森を眺めて、部屋に到着する。2ヵ月半振りの真鶴だ。夕方になっても空はどんよりしている。かみさんは、ソファを動かし部屋の模様替えを始めた。僕は早くもウイスキー ...

県道739号線は海岸線に沿って延びているのだけれど、琴ケ浜を過ぎた後、大きなカーブを描いて森の中に上がって行く。この上り坂の途中に「川口水産」がある。じいさんとばあさんがやっているとても古い店だ。他の商品は試したことはないのだが、ここの塩辛は最高だ。 ...

”国葬”が話題になっている中、戦後最初に国葬で見送られた人ということで吉田茂を思い出した。吉田茂は戦後の日本の舵取りに大きな役割を果たした人だ。政治の世界は複雑なので、彼の功罪についてはさまざまな議論があると思う。吉田茂という化物について語るには、僕には ...

雨なので真鶴に直行してもやる事がないので、寄り道をしながら向かうことにした。余り人生を振り返ってばかりいるのは良くないが、偶には昔住んでいた場所を訪れたくなることがある。昔6年間ほど住んだ辻堂に来た。生まれて暫くしてから娘がアトピー気味であると分かった時 ...

釣行の際に以前は、ガスバーナーを携帯していた。バーナー自体は左程重くもないが、やはり嵩張るし、ブタンガスボンベが大きくて、しかも重くて閉口していた。1リッターの水のペットボトルと、バーナーとガスボンベを詰め込むとかなりリュックは膨らむ。釣果があって魚篭ま ...

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